muttでgpgme1.2以降を使ってるとエラーが発生する場合への対応。

mutt 1.5.21をUbuntu10.04上でcompileしていたら、普通にcompileは通るけど、gpgで署名されているメールを表示しようとすると、エラーで落ちるという現象が出た。
しょうがないんで、infoでgpgmeのマニュアルを引き引き、debugger使って調べた所、gpgmeの初期化のコードが抜けてるようだった。なんでこんな簡単なミスがリリースまで残ってたんだ？とちょっと不思議に思う。
適当にpatch作ってみたら問題無く動くようになった。

つい先程、tracでbtsを管理しているって知って、恐る恐る調べた所、 http://dev.mutt.org/trac/attachment/ticket/3300/mutt-1.5.21-gpgme-init.patch という、そのものずばりの現象が。。。
なんでもgpgme1.2以降で問題になるらしい。だから、あんなミスが残ってたのかなーという感想。

しかし、btsの存在を知らなったのは問題だよなー。なんか一人相撲をとってて馬鹿みたいだ。
でも、そのおかげで、vim上で動くgdbのplugin、PyClewnを知ったし、infoの設定も見直したんで良かったとしよう。